
					私が10歳の時父親が病気で亡くなりその時加入していた生命保険が出なかった。
					“保険って入っていてもどうせちゃんと払ってくれないんでしょ?”
					そんなイメージしかなかった学生時代、就職活動中たまたま縁のあった保険会社の方に
					「保険ってある意味詐欺ですよね」といったところ
					「バカヤロー!ちゃんと保険の事を知らない奴がそんなこと言うな!」と一喝された。
				
					ならば自分が保険の仕事に携わって、あの時母がしなくてもよかった苦労を他の人がしなくてもいいように
					という思いを持って保険会社に入社。
				
あれから40年。
					保険の自由化が進みインターネットや街で見かける来店型ショップ、あるいは銀行・リース会社等のように
					本業がありながら片手間で保険も扱う「兼業代理店」が存在し、最近は手軽に保険加入が出来るようになり
					“どこの代理店から保険に入っても一緒でしょ?”という言葉をよく耳にするようになった。
					またそのおかげか他社と差別化を図るため、保険自体の内容よりも保険に直接関係のない付加価値サービスの
					提供やとりわけ価格を抑える事ばかりがクローズアップされがちだ。
				
					しかし弊社のような保険だけを生業にしている「専業代理店」の仕事は、ただ安い保険を案内するだけでなく
					まずお客様のリスクを正しく把握した後、それに対しての最適な保険を案内しその後のメンテナンスを行い続ける事。
					さらにもし事故が起きてしまった際には保険金をスムーズに受け取って頂けるよう、お客様の立場に立ってお手伝いを
					する事でありそれが当たり前に出来るかどうかが重要だと思っている。
				
					知り合いや取引先との付き合い掛け金の安さも確かに重要だが何よりもまず前述の事が適切に出来るかどうか、
					ちゃんと自社のリスクやトラブルについて常に相談・連絡を取れる人が居るかどうか最後まで自分の会社の面倒を
					見てくれるのか、そんな当たり前な事で保険加入の判断をするべきだと思う。
				
二足の草鞋を履いて出来る仕事ではない。
					今後も信用を頂いているお客様のおかげでこの仕事を続けられる事に日々感謝し、ぶれる事なく私心のない決断を
					し続け社会から必要とされる唯一無二の代理店で在り続けられるよう努めて参ります。
				
